セーブ・ザ・チルドレンは毎年、母の日レポートを出している。レポート(概要版)によれば、
「母親指標」を最初に発表した 2000 年からずっと、ランキングの最下位 10 カ国の大半は人道危機のまっただ中、または人道危機から抜けだそうとしている国々で占められています。これまで一度でもワースト 10 カ国に数えられたことのある 28 カ国のうち 4 カ国以外は最近武力紛争を経験しており、3 分の 2 近く(28 カ国のうち18 カ国)は自然災害を何度も経験している国です。緊急事態に加え、これらの国々の多くは質の高いヘルスケアに対するアクセスが限られているなどの慢性的な課題を抱えており、保健医療が危機的状況にあります。
また、「母親と子供:重要な統計」として、次のものを掲げている。銘記すべきである。
- 2 億 5 千万人以上の 5 歳未満児が、武力紛争の影響を受けた国に住んでいます。
- 最も貧しい人々が自然災害の影響を最も受けやすく、自然災害における死亡の95%は途上国で起きています。
- 妊産婦・乳幼児死亡の 56%は脆弱国・地域で起きています。
- 世界的に、女性と子どもが災害によって死亡するリスクは男性の 14 倍です。
- 一旦避難民が出る状況が発生すると、その状態は平均17 年続きます。
- 武器による暴力で亡くなる人 1 人に対し、3~15 人は病気や内科的合併症、そして栄養不良によって亡くなります。
- 紛争中の国では、ヘルスワーカーは推奨される数の半分しかいません。
- 国連ミレニアム開発目標(MDGs)の妊産婦と乳幼児死亡に関する目標を達成できないと見込まれる国の80%以上は、紛争や繰り返し起こる自然災害の影響を受けています。
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